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松山英樹 全英OPで悔しいカットラインとの戦い「通らなかったらオリンピックに向けて切り替えて」

スポニチアネックス 2024年7月20日 3時1分

 ◇米男子ゴルフツアー 全英オープン第2日(2024年7月19日 英国トルーン ロイヤルトルーンGC=7385ヤード、パー71)

 82位から出た松山英樹(32=LEXUS)は1バーディー、2ボギーの72で回り、通算5オーバーでホールアウトした。桂川有人(25=国際スポーツ振興協会)は73で回って通算7オーバー、星野陸也(28=興和)も73で通算10オーバーとなった。 (トルーン・山手 あかり)

 海風が吹きつける中、最終18番で短いパーパットを沈めた松山の表情は険しいままだった。巻き返しを期した第2ラウンドは伸ばしきれずに1オーバーの72。カットラインとの戦いは、もちろん本意ではない。

 「1アンダーくらいで回れたら通るだろうなと思っていた。なかなかうまくいかなかったですね」

 4番パー5でフェアウエーから第2打をピン6メートルにつけ、イーグルチャンスは外したが、バーディーを先行させる滑り出し。しかし直後の5番パー3で第1打がポットバンカーにつかまり、寄せきれずボギーを叩いた。硬く締まったフェアウエーとグリーン、そして不規則に吹く強風。上位勢もスコアを落とす中、我慢の展開が続いた。10番では1メートルのチャンスがカップに蹴られて首をかしげる場面も。12番でティーショットがラフにつかまり、ボギーを叩いた。

 第1ラウンドは全英オープン初日ワーストの75を叩いた。フェアウエーキープが14ホール中わずか5度で141位、パット数は全体139位の33と苦戦。第2ラウンドはチャンスも多くつくっただけに、悔しい72というスコアになった。「通ったら時間があるのでいいプレーができるようにしたい。通らなかったらオリンピックに向けて切り替えて頑張りたい」と冷静に語った。

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