◇第106回全国高校野球福岡大会準々決勝 九国大付0―1近大福岡(2024年7月20日 北九州市民球場)
3年連続甲子園を目指した九国大付は零封負けを喫し、8強で涙をのんだ。
初回1死一塁、大会2本塁打のスーパー1年生・牟礼翔が中越え二塁打を放って二、三塁と先制のチャンスを演出したが、4番・三宅巧人(2年)の二直で二塁走者だった牟礼が戻れず、併殺。チームは2安打で牟礼自身、2三振を喫するなど本領発揮できなかった。
「ゲッツーでチャンスをつぶしてしまった。3年生に恩返しをしたかった」と牟礼は目に涙を浮かべた。
あと2年間、この後悔を糧にして再び、聖地を目指していく。