歌手の和田アキ子（74）が20日、パーソナリティ―を務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。大リーグ機構（MLB）が18日（日本時間19日）、来年3月19、20日に日本で開催されるメジャー開幕戦がドジャース―カブスに決まったことを発表したことに言及した。
場所は東京ドームで、ドジャースは韓国で行われた今季の開幕戦に続き、2年連続で米国外での開催となる。大リーグの開幕戦が東京で行われるのは、2019年のマリナーズ―アスレチックス戦以来、6度目。
ドジャースの大谷翔平投手は昨年9月に右肘手術を受け、投手としてはリハビリ中ながら、代理人を務めるネズ・バレロ氏は「予定通り順調。25年に投打同時に出場できる準備は着々と進んでいる」と語っており、日本には投手・野手の二刀流で凱旋する可能性が高い。その場合は、カブス・今永昇太投手、鈴木誠也外野手と投打で対戦することになりそうだ。
アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正が「アジア戦略、着々と進めてますから」と話せば、和田は「まあ嫌らしい言い方やけど、お金が凄く動くからね」とコメント。「いや（今年の開幕戦を）韓国でやった時に、なんで日本でやらへんねんって思ったもん」「楽しみですね。希望を持ちましょ」と声を弾ませた。
また大谷は16日（日本時間17日）、米テキサス州アーリントンで開催された第94回オールスター戦でナ・リーグの「2番・DH」で先発出場。4年連続4度目の出場となった球宴の第2打席で球宴初本塁打を放った。球宴で本塁打と打点をマークするのは、球宴8打席目で初となった。日本選手では2007年にマリナーズ・イチロー外野手がランニング本塁打を放っているが、柵越え弾は初となった。
これについても和田は「大谷さんはもう記録を破るために生きてはるんのかなっていうくらい」と舌を巻いた。「この人も下手したらプレッシャーを感じ、ああ見えて。本当はあるかも分からないですよ。記録は破るためにあるんですけどね」と続けた。