喫煙、飲酒の違反行為でパリ五輪代表を辞退した体操女子の宮田笙子(19=順大)のインスタグラムアカウントから、20日までにこれまでの投稿がすべて削除された。
約1万8000人が登録しているアカウントでは、出場した大会の収穫や課題などをつづったり、最近は壮行会や合宿地のモナコへ出発する様子を写真付きで報告していた。
20日現在でアカウント自体は存在しているが、これまでの投稿は見当たらず、投稿は「0件」、「投稿はまだありません」と表示されている。
情報提供をもとに18日午後にフランスから緊急帰国した本人に聞き取り調査し、6~7月に喫煙と飲酒行為があったことが確認された。法律では飲酒、喫煙は20歳まで認められていない。代表活動中は20歳以上でも喫煙や飲酒を禁止すると定める協会の代表選手行動規範に違反したと認定された。