◇第106回全国高校野球選手権 群馬大会3回戦 健大高崎6―5桐生第一(2024年7月20日 上毛新聞敷島球場)
今春センバツ王者の高崎健康福祉大高崎は粘りを見せて勝ち上がった。
1―0の7回に3点を奪われて1―3と試合をひっくり返されたが、その直後、1死二、三塁のチャンスで3番・高山裕次郎の2点適時二塁打で追いつくと、さらに5番・斎藤銀乃助の適時二塁打で4―3と勝ち越した。
9回にも桐生一の攻撃で4―5と逆転を許したが、最終回に斎藤銀乃助の2打席連続タイムリーで土壇場で追いついた。
延長10回タイブレークは互いに譲らず無得点。延長11回タイブレークで桐生第一の2死満塁の攻撃を無得点に抑えると、その裏1死一、二塁から高山裕次郎のこの日4打点目の二塁打でサヨナラ勝利を飾った。