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大谷翔平を今季初3打席連続空振り三振に仕留めたレッドソックス右腕 高めボール球で幻惑「凄く楽しめた」

スポニチアネックス 2024年7月20日 15時33分

 ◇インターリーグ レッドソックス1―4ドジャース(2024年7月19日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の3打席連続空振り三振で迎えた第4打席で左翼線二塁打を放ち、フレディ・フリーマン内野手(34)の決勝満塁弾を呼び込んだ。4打数1安打で球宴を挟み、リーグ戦では4試合連続安打。チームは球宴前からの連敗を2で止めた。「5番・DH」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手(31)は、4打数1安打だった。

 大谷は初回と3回の第1、2打席は、いずれも高めの顔付近のボール球を振らされて空振り三振。6回先頭で迎えた第3打席は2球であっさり追い込まれると、カウント1―2から高めに浮いたカットボールを捉えられず、3打席連続で空振り三振に打ち取られた。1試合で3打席連続三振に打ち取られるのは9試合ぶり今季4度目だが、全て空振りは今季初となった。

 大谷を3打席連続空振り三振に仕留めたレッドソックスの先発ピベッタは、ドジャース打線を6回2安打無失点、8奪三振と好投しながら逆転負けで白星はならず。メジャー通算54勝を挙げ、今季はここまで4勝6敗の31歳の右腕は「カウントを有利に持ち込んでうまく投げられた。体の状態がいいというのがある。思うように投げられたし、その上でカウントを有利にして、ゲームをコントロールできた。野球ではこういうことはある。また次の試合だよ」と振り返った。

 大谷との対戦については「凄く楽しめた。全ての時代を通して最高の選手が相手だからね。ベストでないとしても、ベストの選手の一人だ。だから対戦を楽しめたし、それが待ち望んだことだった」とコメント。高めのボール球をうまく使ったことには「カウントを有利にして、自分にアドバンテージがあるようにした。そして良い時に思うように投げられた」とうなずいた。

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