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フリーマン 観戦した長男チャーリー君に捧げる決勝満弾「私の活躍を知っている。子供の喜びになっている」

スポニチアネックス 2024年7月20日 15時36分

 ◇インターリーグ ドジャース4―1レッドソックス(2024年7月19日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の3打席連続空振り三振で迎えた第4打席で左翼線二塁打を放ち、フレディ・フリーマン内野手(34)の決勝満塁弾を呼び込んだ。4打数1安打で球宴を挟み、リーグ戦では4試合連続安打。チームは球宴前からの連敗を2で止めた。「5番・DH」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手(31)は、4打数1安打だった。

 0―1の8回1死一塁での第4打席。大谷が重苦しい雰囲気を打ち破った。レッドソックスベンチは対大谷対策で左腕ベルナルディノを投入してきたが、大谷は積極的に初球のシンカーをスイングし、打球は左翼線で弾むエンタイトル二塁打となった。二、三塁からスミスが申告敬遠で歩かされると、満塁からフリーマンが右越えに満塁弾を放ち、一挙4点を奪った。

 レッドソックスは球宴でMVPを獲得したデュランが先制ソロを放って見せ場をつくっていたが、同じく球宴に出場していた大谷、フリーマンも負けじと見せ場をつくった。

 試合後、取材に応じたフリーマンは観戦に訪れていた長男チャーリー君の居場所を問われると「彼はファミリールームにいると思う。ヒーローインタビューをどうするのか聞いてくると思う。彼は私の活躍を知っている。7歳の子供の喜びになっている」と誇らしげな父親の顔をのぞかせた。

 また、相手ベンチがスミスを敬遠で歩かせ、満塁策を選択したことには「今夜はあの場面までスタンドを盛り上げることができなかった。得点のチャンスが出てきた。それだけ考えていた。高いフライの打球を打てば点が入ると思った。敬遠は試合の戦略。(本塁打の打席は)ボールがよく見えていたし、打ったスライダーは失投だったと思う」と振り返った。

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