女優の松本若菜（40）が19日放送のTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。芸能界入りのきっかけを明かした。
MCの笑福亭鶴瓶が「22でしょ、こっち出て来たんが」と尋ねると松本は「はい、そうです」と語り、きっかけについては「私鳥取県が地元なんですけど、米子に奈美悦子さんがいらっしゃってて」と回顧した。
当時15歳だったという松本は学校帰りに奈美が駅前の商業施設にいると聞き、「会いに行こう」と立ち寄ることに。「で握手してもらって、その時に“芸能界に興味ない？”っていうふうに声かけていただいたんですけど」と言い、興味は「“ある、ある”って言っちゃったですよ」と振り返った。
そこで奈美からは「まず見に来たら、遊びに来たら？」と言われたというものの、「で言ったらだんだん現実味が帯びて来て、最終的に私が怖気づいて“やっぱりやめます”って言って」と断りを入れたという。
その後「高校を卒業してすぐ就職したんですけど、20歳も超えて、周りもみんな結婚、何なら子供も。そんな中で自分の一生を考えた時に、もしかしたらあの時声かけていただいたのが、もしもまだ私にできるという仕事だったなら、年齢的にもこれがラストチャンスなのかなと思って、22の時に東京に行って。それで住むアパートすぐ決めて」と告白した。
鶴瓶が「親にも言わないんで行ったん？」と問うと、「言わないで行きました」と松本。鶴瓶が「お父さん怒るやろ、そんなん」と心配すると、「もうめちゃくちゃ。最後の最後まで“断るなら今だぞ、引き返すなら今だぞ”ってずーっと言ってました」と明かした。
父は「めちゃくちゃ厳しかったです」と明言。鶴瓶が「お父さん、大工さんやねえ。まあ職人やからねえ」と話すと、松本は「そうですね。たくさん怒鳴られましたし」と懐かしそうに話した。