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五輪サッカー競技応援イベントにJO1白岩瑠姫が緊急参戦 アイマスクで絶妙トラップ披露

スポニチアネックス 2024年7月20日 20時11分

 パリ五輪に出場するサッカー男女とブラインドサッカーの日本代表を応援するイベント「ともに掴(つか)もう、最高の瞬間を」が20日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷で行われた。元日本代表の槙野智章氏(37)や鮫島彩さん(37)、仙台育英高や中大でサッカー部員だったお笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘(47)が参加。男性11人組グループ「JO1」の白岩瑠姫(26)もスペシャルゲストとして緊急参戦した。

 トークショーでは参加者が男女各代表の“推し選手”を紹介。槙野氏は男子でMF藤田譲瑠チマ主将(22)を挙げ「コミュニケーション能力が高い。選手もそうですけど、監督やコーチとの間にも入って(間を)つなげる選手。頭がいい」と称賛。昨季まで現役だった鮫島さんは女子でMF藤野あおば(20)を挙げ「リーグ戦でもマッチアップするポジションで本当に悩ませられた。ドリブルもシュートもある。ボールの受け方も上手でマークにつきにくい。ドリブルの切り返しも深くて勘弁してくれと」と苦笑交じりに指摘。性格に関しては「ほんわかして凄くかわいい感じ。喜ぶ姿もかわいらしい。得点したあとの喜び方も注目してほしい」と呼びかけた。

 「9~10年サッカーをやっていた。大人になって違う形でかかわれてうれしい」と話した白岩はなでしこジャパンで司令塔を務めるMF長谷川唯(27)に注目。「どこに目がついているんだというぐらい空間把握能力が凄い。よく周りを見ている。トラップもスルーパスも足下の技術がとにかく凄い」と称えた。

 視覚障がい者らが出場するブラインドサッカーの紹介では白岩と尾形が選手と同じように視界をさえぎるアイマスクを着用し、内部から金属の音が鳴るボールでパス交換を体験。白岩がバウンドしてきたボールを右足でぴたりと止めると、来場者から大きな歓声が上がった。白岩は「槙野さんが優しく“ここだよ”って言ってくれたからできましたけど、試合中のみんなが動き回っている中では(難しい)」と奥深い競技に驚いた様子だった。

 最後は参加者が各チームのメダル獲得を願ってエールを送った。

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