日本代表の森保一監督（55）は20日に国立競技場で行われた町田―横浜を視察。試合後に取材対応し、17日に不同意性交容疑で逮捕された佐野海舟容疑者（23）について言及した。
森保監督は「起こったことの詳細は分からないので、どうコメントしていいか分からないというのは正直なところあります」と強調しながらも、A代表には自身が23年11月に初招集した選手とあって「彼がどういう生活をしているのか、どういう日常を送っているかまでは見えてないので、コメントとしてしづらいところはあります。いずれにしても日本代表として招集したことのある選手ですし、これからも日本のサッカーの発展、勝利に貢献してくれるだろうなと思っていた選手なので、起こったことは残念かなと思っています」と遺憾の意を表した。
18日に行われた日本サッカー協会（JFA）の理事会では、宮本恒靖会長も遺憾の意を表するとともに、さらなる選手教育の必要性を訴えていたが、指揮官も「特別に何かということではないと思いますが」と前置きしつつ「人として社会人としてどうあるべきか、常識を持って、一緒に活動する選手と確認しつつやっていきます」と話した。