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ロッテ・種市が自己ワースト9失点…初回に打球直撃、吉井監督「何らかの影響あった」

スポニチアネックス 2024年7月20日 22時17分

 ◇パ・リーグ ロッテ2―10日本ハム(2024年7月20日 ZOZOマリン)

 ロッテの先発・種市が自己ワーストの9失点で5回途中降板。前半戦最後の登板を飾れず、5敗目を喫した。

 5月6日の西武戦から10試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を続けていた種市だが、初回に万波の打球が左膝の下部に当たった。一度、ベンチに戻って応急処置を受け、続投したが、2回に崩れた。

 マルティネス、石井に連打を許し、1死後に清宮に初球のフォークを中前に運ばれて満塁。続く伏見に中前2点適時打、奈良間に左翼線適時二塁打を浴び、さらに1死二、三塁から浅間に中犠飛を許して、この回だけで4点を失うと、4回に1点を奪われ、続く5回には1死も取れないまま3点を失って降板。「全体的に変化球が高かったですし、追い込んだ後の決め球になるボールがまったくなかったので1番はそこかなと思います」と無念の表情で振り返った。

 打線は3回に藤原、安田の連打に敵失が絡んで2点を返したものの、その後は沈黙し、わずか3安打に終わった。4連敗で首位ソフトバンク追走どころか、3位の日本ハムに2ゲーム差に迫られた。

 吉井監督と一問一答は以下の通り。

 ――種市が打ち込まれる形になった。

 「打球当たって、ちょっと無理して頑張ってもらったんですけども、今回に限ってはちょっと変化球の制球はうまくいってなかったんですね」

 ――打球当たったのは左の膝の下?

「そうですね」

 ――1度ベンチに戻ったが、問題なしという判断。

 「大丈夫みたいです。でも、本人が大丈夫って言ってるだけなんで、本当はどうか分からないですけど、何らかの影響があったとは思います」

 ――打線もバーヘイゲンの前に得点できなかった。

 「そうですね」

 ――打順を入れ替えた狙いは。

「1、2番に足の速い人を入れて、足でちょっと揺さぶりたかったんですけども、彼らが出塁できなかったんで、うまくいかなかったです」

 ――茶谷の9番は調子を見て?

 「いや、そんなことはないです。ちょっと友杉のバッティングの状態が悪かったんで一度、茶谷で行ってみようと、それだけです」

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