◇セ・リーグ 広島1ー0阪神(2024年7月20日 甲子園)
広島が2試合連続で僅差勝ちをおさめ、1961年以来となる甲子園6連勝を飾った。スコアレスで迎えた延長11回無死満塁から小園が追い込まれながら中犠飛で応えた。「振りに行って何とか“事”を起こせたらいいかなと思っていた」。シャイナーの遊ゴロで得点した前夜に続く1―0勝利した。以下は新井監督試合後の一問一答。
――小園が追い込まれても犠飛。
「そうやね。彼の気持ちが出ていた打席だったと思いますよ。ナイスバッティング(笑い)」
――無安打で1得点。カープらしい攻撃。
「そうやね。きょうも粘り勝ちかなっていう、そんな試合だったですね。まずは(大瀬良)大地がきょうも素晴らしいピッチングで、アツ(会沢)も最後までマスクをかぶってね、点を与えていないわけだから、本当にナイスゲームだったと思いますよ。ナイスピッチングでした」
――9回に栗林が投げなかった。相手の並びを見て。
「そうやね。それを見ていろんな相手の打順を見ながら。またね、その相性のよし悪しとかあるじゃん。ちょっときょうはかえてやってみました」
――投手が最少失点で打線が少ないチャンスをものにする。目指している野球ではないか。
「そうね。まあ目指している、今年自分たちがやっている戦い方ですよね。ロースコアで僅差の試合を勝ち切っていくとチームとしても力がついてくる。こういう展開になると一つのミスが命取りになるし、そういったなかで球際を攻めていかないといけないし、みんなしびれる展開でロースコアを勝ち切っていく中でまた選手もチームも戦いながら強くなっていると思います」
――甲子園6連勝は61年以来。
「えー。うん。やっぱり去年はそんなに良くなかったでしょ。そういうのを選手はわかっていると思いますし。選手もわかっていると思うんで、なお今年やるぞと思ってくれていると思います」