◇セ・リーグ 広島1ー0阪神(2024年7月20日 甲子園)
決勝点は広島4番・小園のバットから生まれた。
「振りに行って何とか“事”を起こせたらいいかなと思っていた」
延長11回無死満塁。2球で追い込まれながらも続く3球目、外角ややボール気味の球を中堅へ運び、代走・で出ていた三走・大盛がヘッドスライディングで生還。「(俊足の)大盛さん(が三塁走者)だったので、打席に楽に入れました」と充実感をにじませた。
チームを63年ぶり2度目となる甲子園6連勝に導く一打。「ずっと(阪神に)やられっぱなしではダメだと思う。チーム一丸となって必死に食らいついてやっていくだけ」と球宴前ラスト試合となるあすの3戦目を見据えた。