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浦和FW二田理央 加入後&埼スタ初ゴール「もう打つことしか考えていなかった。とりあえず…」

スポニチアネックス 2024年7月21日 4時31分

 ◇明治安田J1リーグ第24節 浦和3―4札幌(2024年7月20日 埼玉スタジアム)

 浦和はホームで札幌と対戦し3―4で敗れた。3試合勝ちなしとなった。

 後半から出場したFW二田理央が後半36分に加入後初得点を挙げ、終盤に追い上げた。「折り返しとかも考えていなくて、もう打つことしか考えていなかった。とりあえず枠に入れて、抑えて打とうと思ったので本当に良かった」と笑顔を見せた。

 前節・京都戦でも後半から出場。「自分としても流れ的にも、ひっくり返したいなと思っていた。あと少し届かなかったところが、すごく悔しい」。加入後2戦目で結果を残したが、悔しさもにじませた。

 ホーム・埼スタでの初ゴール。試合後にはゴール裏でファン、サポーターへあいさつした。「熱い応援をしてくれているのは、自分たちのために応援してくれているので、ブーイングは仕方ないと思う。でも、結果で示すしかないと思っている。自分はチームもそうだし、勝利のために日々、練習して努力して、また次の試合に勝って笑顔にできたらなと思う」と堂々と語った。

 二田は鳥栖ユースから21年にトップチームデビューを果たした。その後はオーストリア2部バッカー・インスブルックなどでプレー。22年8月に同2部のザンクトペルテンへ期限付き移籍し、昨季、完全移籍した。スピードや決定力、ハードワークが持ち味で22年にはU―19日本代表に招集された。

 「武器であるスピードで背後を抜けるだったりとか、一対一で仕掛けるところだったりとか、ゴール前に入っていくところという相手に嫌なことをするのはできたと思う」。21歳の若武者がチームを押し上げる。

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