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大谷翔平 第3打席は二塁打で日本選手3位のメジャー通算800安打 痛烈181キロ打で左中間真っ二つ

スポニチアネックス 2024年7月21日 10時1分

 ◇インターリーグ ドジャース―レッドソックス(2024年7月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で二塁打を放ち、日本選手メジャー歴代3位のメジャー通算800安打とした。1位はイチローの3089安打で、2位は松井秀喜の1253安打。

 1―2の6回先頭打者で迎えた大谷が快音を響かせた。5回まで1失点と好投していた右腕ベロに対し、カウント2―1から甘く入ったスライダーを強振。打球速度112.7マイル(約181.3キロ)の痛烈な打球はあっという間に左中間を破り、悠々と二塁に到達した。これが今季25本目の二塁打となった。そして、1死後にフリーマンが四球でつないで一、二塁とすると、T・ヘルナンデスの右前打で大谷が生還して同点。さらに二、三塁からパヘスが犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功した。

 球宴明け初戦となった19日のレッドソックス戦は先発右腕ピベッタの前に今季初の3打席連続空振り三振を喫した。しかし、1点を追う8回1死一塁で迎えた第4打席は左腕ベルナルディノから左翼線二塁打を放ち、フリーマンの決勝満塁弾をおぜん立て。いい形で逆転勝利を飾り、後半戦白星スタートとなった。

 故障者が相次いでいた投手陣にも希望の光が差し込んだ。球宴前に腰の張りで負傷者リスト入りしていたエース右腕グラスノーが25日(同26日)のジャイアンツ戦で復帰登板することが決定。また、左肩手術からの復帰を目指すレジェンド左腕カーショーも近日中に合流する見込みとなるなど、目標のワールドシリーズ制覇に向けて戦力が整いつつある。

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