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レッドソックス指揮官 大谷翔平を2打席連続敬遠、内野5人シフトも実らずサヨナラ負け「いい試合」

スポニチアネックス 2024年7月21日 14時18分

 ◇インターリーグ レッドソックス6―7ドジャース(2024年7月20日 ロサンゼルス)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が20日(日本時間21日)、敵地でのドジャース戦の延長11回2死一、二塁から代打で途中出場。右翼ポール際へ大飛球を放ったが惜しくもファウルで、その後三飛に倒れた。チームはその裏にサヨナラ打を許し、2連敗を喫した。

 チームは7回に前日、怠慢走塁で試合の流れを変えたオニールが勝ち越し2ラン。しかし、9回に守護神ジャンセンが代打のE・ヘルナンデスに同点弾を被弾した。

 レッドソックスは延長10回、オニールのこの日2本目本塁打となる2ランで2点を勝ち越した。しかし、ドジャースはパヘスが適時二塁打を放って1点差とすると、またもE・ヘルナンデスが中前適時打を放って再び同点に追いついた。

 延長11回はレッドソックスは無得点。2死一、二塁から吉田が代打で登場し、右翼ポール際へ大飛球を放ったが惜しくもファウルで、三飛に倒れた。ドジャースは1死一、三塁で大谷がこの日2度目の申告敬遠で歩かされると、2番スミスが左前へサヨナラ打を放った。

 延長11回1死一、三塁で敬遠された大谷は得点圏打率.231も一、三塁では.462に急上昇。一方のスミスは得点圏打率は.302も満塁機では.143だった。

 レッドソックスは終盤の勝負どころで大谷との勝負を避けて2打席連続敬遠。延長11回の1死満塁では内野5人シフトを敷くなど執念の采配を見せたアレックス・コーラ監督は「いい試合だったよ。うちの選手も頑張った。負けたことはつらいけどね。また明日試合がある」と気持ちを切り替えている様子だった。

 5番手のワイザートが延長10回から回またぎで延長11回も登板したことには「今日はケリーが投げられないし、まだロードで(残り)4試合もある。気を付けないといけない」と内情を明かした。

 6回5安打3失点と好投した先発のベロについては「良かった。チェンジアップも決まっていた。それが我々が彼に求めているもの。この3試合、ピッチングが安定している。たくさんストライクを投げているし、球威があるし、低めに行っている。その上で4シームもうまく使えている」と高い評価を与えていた。

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