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巨人5カード連続勝ち越しで778日ぶり貯金8! 若林V弾含む3打点 菅野8勝 高梨&船迫が好救援

スポニチアネックス 2024年7月21日 16時33分

 ◇セ・リーグ 巨人4―1中日(2024年7月21日 バンテリンD)

 巨人は敵地でのデーゲームで中日を下して2連勝。5カード連続勝ち越しを決め、球宴前の前半戦ラストマッチを白星で締めくくった。

 貯金8は阿部体制初で、2022年6月4日以来778日ぶり。この勝利で暫定首位に浮上し、ナイターで行われる広島戦の結果次第で浮上する2019年以来5年ぶりの首位ターンに望みをつないだ。

 6試合ぶりの先発出場となった若林が5回に左翼ポール際、中段に飛び込む先制2ラン。6回には吉川の三塁打とヘルナンデスの犠飛で1点、若林の内野ゴロの間にさらに1点とこの回2点を追加した。

 投げては先発右腕・菅野が4―0で迎えた6回、昨季までチームメートだった同学年の相手4番・中田に一発を浴びたものの、6回を5奪三振無四球の5安打1失点好投でチーム単独トップとなる今季8勝目(2敗)。

 4―1で迎えた7回には2番手右腕・ケラーが2安打1四球で2死満塁のピンチを招いたが、3番手左腕・高梨がわずか2球で代打・福永を投ゴロに仕留める見事な火消しを見せた。

 8回は4番手左腕・バルドナードが3四球で2死満塁のピンチを招いて降板。だが、ここも5番手右腕・船迫が昨季まで同僚だった代打・中島に対して3球連続ボールから1ストライクを取ったあとの5球目で遊ゴロに打ち取り、9回は守護神・大勢の継投で逃げ切った。

 なお、6月24日に松原との交換トレードで巨人に移籍した若林は西武在籍時の5月18日ソフトバンク戦(ペイペイD)で放った3号以来64日ぶりの一発。同一シーズンでセ・パ両リーグ本塁打は昨年の広岡大志(巨人→オリックス)以来、史上9人目となっている。

 ▼菅野 先制点を与えないように意識しながら投球しました。ランナーを背負いながら、粘り強く投げられたかなと思います。また次に向けて調整します。

 ▼若林 うまく反応できました。菅野さんが頑張っていたので、先制できて良かったです。

 ▼船迫 0点で帰ってこようと思って投げました。3ボールになって、打てるものなら打ってみろという感じで割り切っていけました。勝っている場面で出させてもらったのでありがたかった。

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