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本職捕手の巨人・大城卓三また2安打 スタメン一塁だと.400の高打率 チーム勝率も驚異の.737

スポニチアネックス 2024年7月21日 18時33分

 ◇セ・リーグ 巨人4―1中日(2024年7月21日 バンテリンD)

 巨人の大城卓三捕手(31)が21日の中日戦(バンテリンD)で「5番・一塁」に入って先発出場。3打数2安打で2試合連続マルチ安打として球宴前の前半戦ラストマッチを締めくくった。

 まずは0―0のまま迎えた5回、先頭打者として入った第2打席だった。相手先発左腕・松葉がフルカウントから投じた7球目カットボールを弾き返し、打球は左翼線を抜けた。

 二塁打性の打球だったが、お世辞にも俊足とは言えない大城卓は一塁ベースを回ったところでちゅうちょしてスローダウン。すぐに一塁ベースに戻り、記録は左翼線への単打となった。

 だが、次打者の若林が西武から移籍後初本塁打となる1号2ランを放ち、大城卓は先制のホームイン。これが決勝点となった。

 大城卓は続く6回、1死一塁の場面で第3打席へ。2番手右腕・藤嶋からファウルで粘った末の11球目、低めの141キロ直球を中前打して1死一、三塁とチャンスを広げ、ここで代走・門脇が出されて“お役御免”となった。

 6月23日のヤクルト戦(東京D)で3年ぶりに一塁手として先発出場。その後、スタメンマスクをかぶることもあったが、「5番・一塁」で先発した試合ではここまで19試合に出場して.400(60打数24安打)の高打率で、阿部慎之助監督(45)に「目をつぶる」と言われている一塁守備では2失策を記録したもの、2本塁打、9打点と数字を残している。

 また、大城卓がスタメン一塁だった試合でチームは14勝5敗で.737という高勝率。巨人はこの日の勝利で46勝38敗5分けで勝率.548としたが、いかに一塁手・大城卓の貢献度が高いかよく分かる。

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