体操男子のパリ五輪代表が21日、パリ郊外で公式練習を行い、エースの橋本大輝(22=セントラルスポーツ)が取材に応じた。
女子では飲酒、喫煙問題でエース宮田が代表を辞退することになったが「僕たちができることは演技をすること。そのためだけに五輪に来ている。あまり影響されずに目の前のことに集中していきたい」と力強く語った。
選手村で共同生活を送り「面白いし、五輪に来たなと言う感じ」と刺激に事欠かない日々。ただ、バスの遅延などハプニングも多いようで「落ち着いて頭を冷静にすることを意識したい」と話した。
個人総合、種目別鉄棒での2連覇が懸かるが、一番ほしいのは前回銀メダルだった団体総合。右手中指の負傷からも回復途上で「5人で後悔のない演技をつないでいきたい。最終的に、みんなの目標の金メダルを獲得したい」と決意を新たにした。