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阪神・岡田監督 前半戦総括 混セ「キャンプから想定していた」 MVPに「一番頑張った」才木を指名

スポニチアネックス 2024年7月22日 5時19分

 ◇セ・リーグ 阪神12-3広島(2024年7月21日 甲子園)

 阪神の岡田監督が21日、前半戦を総括した。

 ―投手陣が前半戦は踏ん張った。

 「才木が一番中心になって。みんな防御率はいいんだけどね。村上にしてもね、なかなか勝ち星が増えないというのもあって。そのへんは、打線との兼ね合いなので、しょうがない部分がありますけど。ブルペン陣を含めてよくやったというか、よく踏ん張った前半戦だと思いますね」

 ―打線についてはどう受け止めているか?

 「いやいや、どのようにって、もう見ての通りですよ。もうそれは誰ひとりとして満足のいく前半戦じゃなかったと思うし、これはもう後半戦に向けての奮起ですよね」

 ―才木の名前が先ほど挙がったが、前半戦、最も頑張ったと評価する選手は?

 「それはもう才木1人ですね。はっきりいって。頑張っているけど、勝ち星が増えない投手もいてるんですけど、勝ち星と防御率、いろんな面で一番頑張ったのは、やっぱり才木になると思いますね」

 ―昨日、高橋、佐藤蓮、川原の3人が支配下登録された。3人への期待は。

 「いやいや、まだまだね、すぐっていうわけじゃないと思うんですけどね。高橋に関しては手術明けでね、だから去年からほとんどピッチング姿を見てないし、これは徐々に間隔を空けてっていう話なので。2軍で投げて、それで判断したいと思いますね。あとの2人はファームで前半で30試合くらい中継ぎとかで投げて、2軍の評価というかね、推薦で、それで支配下はオッケーしましたけど」

 ―後半戦に向けて、もう一皮むけてほしいと思っている選手は?

 「いやいや、それは全員でしょ。野手全員ですね。まあ残り50いくつ試合があるので、まあどうですかねえ。(後半戦は)甲子園から始まりますけどね。甲子園で6試合あるので、そのへんでね、なんか流れに乗るっていうか、そういうゲームをすればね、ずーっと言ってる8月9月が勝負になってくると思うので。そのへんで勝負の年になると思いますね」

 ―開幕前から混戦だと予想していたが、まさに大混戦の中でここから1つ抜け出すために監督が必要だと思っていることは?

 「8月9月は、どっちか言うと野手の奮起でね、勝ち取っていくというかね。まあでも、2月からこんなのを想定してるので、前半戦はしのいでしのいで来たけど、まあ別に、自分の心の中ではね、なんとも思ってないですよ、はっきり言うて」

 ―あらためて、後半戦に向けての意気込みを

 「こういう混戦のおかげって言うたら違うんですけど、タイガースのチームとしてはね、本当にいい状態というか、そういう時期もなかったしね。ピッチャー陣の頑張りでなんとかしのいで来たという前半だったので、打線の奮起で、ピッチャー陣を助けてやってチームとして勝っていかないといけないので。その辺はまあ、勝負所というのをみんな当然分かってると思うので。そういう意味では、楽しみは楽しみですけど」

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