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【バスケ女子】日本 パリ五輪直前強化試合で2連敗…第4Q猛追も及ばずベルギーとの“前哨戦”で敗れる

スポニチアネックス 2024年7月22日 1時16分

 ◇国際強化試合 日本65ー75ベルギー(2024年7月21日 フランス・ランス)

 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、現地時間21日(日本時間22日)にパリ五輪前最後の国際強化試合でベルギー(同ランク6位)と対戦。前半から苦しい展開が続いた中で第4Qに猛追したが65ー75で敗戦した。本番直前の国際強化試合で2連敗を喫して、パリ五輪に臨むことになった。

 現地時間19日(日本時間20日)のフランスとの国際強化試合では、相手のリバウンドとインサイドプレーに苦戦して敗れた日本。

 その中で、ここまでの強化試合と同じく馬瓜ステファニー(25=サラゴサ)、高田真希(34=デンソー)、山本麻衣(24=トヨタ自動車)、林咲希(29=富士通)、宮崎早織(28=ENEOS)の5人がスタメンに名を連ねた。

 本番でも1次リーグ第3戦で激突するベルギーとの前哨戦。第1Q序盤、相手が身長差を生かしたインサイドプレーや日本のターンオーバーなどで、いきなり0―11のランをくらう苦しいスタート。残り5分52秒で途中出場の馬瓜エブリン(29=デンソー)のトップからの3Pシュートでチーム初得点。しかしその後もなかなか差を詰められず、このクオーターは11―26と大量リードを許した。

 第2Q序盤はディフェンスで強度が上がり、相手のミスを誘う場面もあったが、前半はフィールドゴール成功率28%とシュート精細に欠いて、25ー41とリードを許して折り返した。

 第3Qは山本の3Pシュートを含む連続得点から始まった。しかし結果的には差を広げられる展開となった。第4Qになると、林の3Pシュートなどで猛追して一ケタ点差まで追い詰める場面もあったが、勝ち越しことは出来ずパリ五輪前最後の強化試合は黒星に終わった。

 前半からシュート精細を欠き、試合全体のフィールドゴール成功率は35%。3Pシュートは前半20本放ち、わずか1本で終わったが、後半は18本放ち8本成功して試合全体の3P成功率は23%に終わった。

 得点では後半で4本の3Pシュートを決めた林、前半から得点を重ねていたエブリンの2人がチームトップ18得点をマークした。

 21年東京五輪を上回る金メダル目標に掲げて、パリ五輪1次リーグ初戦から世界ランク1位で五輪7連覇中の女王・米国と激突(日本時間30日早朝4時開始)。2戦目では世界ランク19位のドイツ(日本時間8月1日午後6時開始)と対戦。そして1次リーグ最終戦でベルギー(日本時間8月4日午後6時開始)と対決する。

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