NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原定子役を演じている高畑充希（32）が、21日放送の第28回で最期の時を迎えた。
「短い生涯でしたが、ドラマチックな人生を歩ませていただいた。自分の役者人生で宝物のような経験です」と充実感をのぞかせた。
一条天皇（塩野瑛久）の寵愛（ちょうあい）や清少納言（ファーストサマーウイカ）らから慕われた作中屈指の“愛されキャラ”。「皆さんに“好き、大好き”とおっしゃっていただいて、そんな役柄は初めてなので戸惑いました」としみじみ。
大河の出演は2014年の「軍師官兵衛」以来10年ぶり。今回は平安時代が舞台とあり、「十二単（ひとえ）も重いし、動きのスピードもゆっくり。時々眠くなる時もありましたが、この年齢になって日本文化の美しさを知れたことは何よりの財産ですね」と充実感をのぞかせた。