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「虎に翼」玉ちゃん空襲でケガも英語塾 涼子は同期無事に安堵 ネット涙&心配「月曜から…曇った表情」

スポニチアネックス 2024年7月22日 8時16分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第81話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第81話は、星航一(岡田将生)の行きつけの喫茶店、ライトハウスを経営していたの桜川涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)だった。佐田寅子(伊藤沙莉)は再会を喜ぶが、玉はある事情を抱えていた。2人は昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いているという。涼子たちの塾には、山の境界線をめぐる民事調停で関わった森口(俵木藤汰)の娘・美佐江(片岡凜)の姿もあった…という展開。

 1952年(昭和27年)、寅子と涼子は14年ぶりの再会。涼子は手紙の返事をしなかったことを謝罪。寅子の活躍は新聞などを通じて知っており「本当にご立派になられて、こちらまで誇らしい気持ちになっておりましたの」。玉は空襲時のケガのため、車いす生活に。玉は「驚かせて申し訳ありません」、涼子は「わたくしたち、手と手を取り合って元気に生きております。だから、ご安心なさってね」と語った。

 山田よね(土居志央梨)と竹原梅子(平岩紙)は轟太一(戸塚純貴)と法律事務所をし、崔香淑(ハ・ヨンス)も元気だと寅子が伝えると、涼子は思わず顔を押さえ「よろしゅうございました。皆さまのご無事と幸せを、ずっとお祈りしておりましたの。よかった」と安堵の涙を流した。

 日本国憲法第14条2項は、華族制度の廃止を定めた。

 「涼子の身に何が起こり、この地にたどり着いたのでしょうか?」(語り・尾野真千子)

 玉の英語の授業は人気。美佐江は東京の大学、法学部志望だった。

 涼子は「身分は失いましたが、人々が平等になる上で致し方ないこと。これまでが恵まれていただけよ」。玉は含みのある表情を浮かべた。

 SNS上には「月曜朝から泣ける」「月曜日のアバンからボロ泣き」「涼子様が尊すぎて心が洗われている」「涼子様の美しい日本語を聴くのは、やはり気持ちがいい」「玉ちゃんが英語の勉強をずっと続けてきて、そのことが彼女の身を助けることになっていたことに感激」「涼子さまと玉ちゃん、こちらの主従も尊い…でも、玉ちゃんの表情が僅かながら曇ったような気がして」「玉ちゃんが何度も浮かない顔を」などの声が上がった。

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