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フジ「27時間テレビ」フィナーレ世帯視聴率9・7%、全体6・1% 感動ダンスなど「好評いただいた」

スポニチアネックス 2024年7月22日 9時14分

 フジテレビの大型特番「FNS27時間テレビ」(20日後6・30~21日後9・54)が生放送され、番組終盤(21日後6・30~9・54)の平均世帯視聴率は9・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。個人視聴率は6・9%だった。

 また、番組全体を通じての平均視聴率は世帯6・1%、個人4・0%、コア(13歳~49歳)4・6%だった。

 瞬間最高は21日午後8時57分に記録した12・2%だった。高校生とカギメンバーが本気でダンスを練習し、オリジナルダンスでナンバー1を決める「カギダンススタジアム」のコーナーのクライマックス。武南高校(埼玉)とチョコレートプラネットの松尾駿の演じたダンスが優勝を決めたシーンだった。高校生と歓喜の輪を作った松尾は、目に涙を浮かべながら「めちゃくちゃうれしいしいし、めちゃくちゃ楽しかったです」と振り返っていた。

 芸人と学生たちの一生懸命な姿が感動を呼んだダンス大会などさまざまな企画が用意され、同局広報も「好評をいただいた」と語った。

 27時間テレビは1987年にスタート。これまでタモリ、ビートたけし、明石家さんまらそうそうたるメンバーがMCを務め、夏の生放送のバラエティー番組として定着していたが20年からは新型コロナウイルスの影響で放送見送り。昨年、4年ぶりに復活した。

 今回は総合司会を同局の人気バラエティー番組「新しいカギ」のレギュラーメンバーであるお笑いコンビ「霜降り明星」、「チョコレートプラネット」、お笑いトリオ「ハナコ」の3組が務めた。

 目玉の通し企画「100キロサバイバルマラソン」の優勝は、お笑いトリオ「モシモシ」の「いけ」。アイドルグループ「OWV」佐野文哉とのデッドヒートを制し賞金1000万円を手にした。

 エンディングでは、「霜降り明星」の粗品が「みんなありがとうございました」と感謝。オープニングや各コーナーでフルスロットルで“暴走”し続けた粗品だが、「スタッフさんと、チョコプラ、せいや、ハナコ、どうもありがとうございました。最高でした!」と語り、最後は「というわけで、27時間テレビは以上です!いきますよ!カーギー!」と全員で声を合わせて27時間を締めくくった。

 前回は番組のエンディングを飾った「グランドフィナーレ」(23日後6・30~9・54)の平均世帯視聴率は9・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。個人視聴率は6・5%だった。「千鳥の鬼レンチャン」をベースにした生放送で、お笑いコンビの「千鳥」、「かまいたち」「ダイアン」の3組が総合司会を担当した。

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