パリ五輪の開幕が26日(日本時間27日)に迫ってきた。
東京での夢舞台から3年が経過し、五輪は1924年以来、100年ぶりに“花の都”に戻ってくる。
3年前の21年東京五輪は、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言下での開催。開会式は21年7月23日に国立競技場で行われた。
開会式直前に開閉会式のディレクターを務める予定だった小林賢太郎氏の過去のパフォーマンスが問題化し、前日の22日に組織委員会が解任を発表した。
各国選手団の入場は、「ドラゴンクエスト」から「序曲:ロトのテーマ」で始まり、有名なゲーム音楽が多数、使用された。
大会関係者の新型コロナウイルス対策がまとめられた規約集であるプレーブック違反が続出。一部の国はマスクを外しているのが常態化、密になるシーンも散見された。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長のスピーチは13分を超え、ツイッター(現X)では疑問の声が噴出。組織委員会の橋本聖子会長のスピーチも9分と長く、開会式終了予定の午後11時30分になっても終了せず、大坂なおみが聖火をともしたのは午後11時47分だった。