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大谷翔平 スタントンのドジャースタジアム最長弾まであと0.6mだった MLB記者は「投手」も強調

スポニチアネックス 2024年7月22日 11時41分

 ◇インターリーグ ドジャース9―6レッドソックス(2024年7月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席で4試合ぶりの今季30号を放ち、日本選手初4年連続30本塁打を達成した。日米通算では249本塁打とし、節目の250本塁打にもあと1とした。3打数1安打1打点でレッドソックス3連戦のスイープに貢献した。

 ドジャースが4回までに3本の本塁打を記録し、主導権を握った一戦。本塁打リーグトップを走る大谷も流れに乗った。9番・バーンズが今季初本塁打、チーム4本目の本塁打を放つと、間髪入れず大谷も続いた。カウント2―1から右腕クロフォードのカットボールを捉えると、打球は右翼席上段まで一直線。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、28度の角度で上がった打球は、今季2番目の飛距離となる特大の473フィート(約144.1メートル)をはじけ飛んだ。豪快な一発に本拠ファンも大熱狂に包まれた。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXで、大谷のこの日の一発は2015年のスタットキャスト導入後、2015年5月12日にマーリンズ時代のスタントンが左越えに記録した475フィート弾に次ぐドジャースタジアムで2番目の記録と伝えた。その差はわずか2フィート(0.6メートル)だった。また、ラングス記者は別の投稿で、大谷の470フィート以上の本塁打は通算4本目で、2015年のスタットキャスト導入後ではヤンキース・スタントンの10本、エンゼルス・トラウトの7本に次ぐ3位に記録だと紹介。その上で「彼は今年ピッチングをしていないことは知っていますが、彼はキャリアで75回も100マイル以上の速球を投げているということを思い出してほしい」と二刀流としての偉大さを強調した。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」は公式Xで「大谷翔平選手がドジャースタジアム史上2番目に長い本塁打を放った。473フィート!!!」と驚きとともに伝えた。

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