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【陸上】33歳ベテラン飯塚翔太「荒さを出す」 4大会連続五輪 競技以外の楽しみも明かす

スポニチアネックス 2024年7月22日 12時5分

 パリ五輪陸上男子200メートル代表の飯塚翔太(33=ミズノ)が22日、羽田空港からフランスへと出発した。

 朝原宣治以来となる日本短距離2人目の4大会連続出場。「気づいたら4回になっていた。回数を重ねるたびに、よりスタートラインに立てるありがたい気持ち。いろいろな選手たちと走ってきて、前回の東京で終わってしまった選手も引退した選手もいる。それでも自分は走っていられるので、そのありがたさを感じる」と語った。

 16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダルの実績を持つベテラン。「走りでいったら荒さを出す。ベテランらしくなりすぎると動きにこだわってきれいだけど、スピードが出ない。昔のがむしゃらまではいかないが、必死さみたいな」。冷静さも忘れない。「しっかりイメージしてスタートラインに立つ。楽しみながら」と見据えた。

 競技以外で楽しみなことも明かした。「食事。選手村のダイニングはどんな感じかなって。毎回、似ている。あと今回も段ボールベッドらしいので、あれけっこう寝やすい。会場の色とかも普段ないようなカラーしているので。あとフランスでの試合は僕は、あんまりないので、お客さんの雰囲気だったり楽しみにしている」と笑顔で話した。

 目標は自己ベスト更新。「パフォーマンスも含めて、タイムだけじゃなくて。とにかく出し切りたい」。試合までの入念な準備と気持ちを高ぶらせて、ベストを尽くす。

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