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ド軍同僚 大谷翔平の特大144m弾に驚がく「打球音はまるでショットガン」「ブーンという衝撃」

スポニチアネックス 2024年7月22日 13時18分

 ◇インターリーグ ドジャース9―6レッドソックス(2024年7月21日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で4試合ぶりの今季30号を放ち、日本選手初の4年連続30本塁打を達成した。日米通算では249本塁打とし、節目の250本塁打にもあと1とした。3打数1安打1打点でレッドソックス3連戦のスイープに貢献した。

 試合後、2試合連続となる今季5号ソロを放ったラックスは「彼に関してはもう何があっても驚かない。打球音はまるでショットガンのようだった。特別な選手。野球全体においてね。打っても投げてもね。来年は彼が投げるのを見るのが楽しみ。彼は特別なんだ」と羨望のまなざしだった。

 また、大谷の前に一発を放って2者連続本塁打を記録したバーンズは「ホームランを打った後、(捕手として)次のイニングについて考え始めてベンチに座ろうとしていたところで、突然、ブーンという衝撃。大谷は信じられない。彼の打席を見逃すことは普通はしない。見ていて楽しいからね。驚くべき能力を持つ特別な人物。彼のような人間は見たことがない」と話した。

 5回までに4本の本塁打が飛び出した一戦。本塁打リーグトップを走る大谷も負けているわけにはいかなかった。前を打つバーンズが今季初本塁打を放つと、大谷も続いた。カウント2―1から右腕クロフォードのカットボールを捉えると、打球は右翼席上段まで一直線。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、28度の角度で上がった打球は特大の473フィート(約144.1メートル)弾となった。豪快な一発に本拠ファンも大熱狂に包まれた。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXに大谷の本塁打にまつわる記録を投稿。大谷のこの日の一発は2015年のスタットキャスト導入後、2015年5月12日にマーリンズ時代のスタントンが左越えに記録した475フィート弾に次ぐドジャースタジアムで2番目の記録と伝えた。その差はわずか2フィート(0.6メートル)だった。

 本塁打王を争うブレーブスのオズナが20日のカージナルス戦で27、28号と連発して大谷に1本差に接近。本塁打王争いが再び激化しているが、これで再び2本差につき放した。

 試合は米スポーツ専門局「ESPN」が全米中継した注目の一戦。その一戦でフリーマン、T・ヘルナンデス、ラックス、バーンズ、大谷、ヘイワードに本塁打が飛び出し、今季チーム最多を更新する1試合6本塁打。本拠での豪快な花火大会で大谷が主役を務めた。

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