第106回全国高校野球選手権千葉大会の準々決勝が23日、行われる。
ZOZOマリンスタジアムは第1試合が中央学院―木更津総合、第2試合が拓大紅陵―市船橋。
千葉県総合スポーツセンターは第1試合が志学館―東京学館、第2試合が市原中央―東京学館船橋。
8校中5校が昨夏もベスト8を経験しているが、ベスト4まで進出したのは志学館のみ。「戦国千葉」と呼ばれる強豪校の入れ替わりの激しさは健在だ。
注目は派手な勝ち方は少ないが堅実な野球で勝ち上がってきた拓大紅陵。昨年の準々決勝で優勝する専大松戸に僅差で敗れたマウンドを経験した竹内界翔投手(3年)が大きく成長した。2002年以来、22年ぶり6回目の夏へ向け、まずは市船橋に挑む。
この中で追われる立場にあるのは中央学院。今春センバツ4強の実績通り、2桁得点ゲームが2試合。5回戦の千葉明徳戦で競り合いの強さも見せた。中央学院が夏の甲子園出場なら2018年以来6年ぶり2回目。
中央学院と対戦する木更津総合は4試合で32得点4失点と投打に圧倒してきた。2018年以来、6年ぶり8回目の夏を目指す。