日本テレビは22日、「日本テレビドラマ制作における指針」を発表した。
「ドラマ制作にあたり、原作者・脚本家をはじめとするクリエイター、キャスト、スタッフ等、ドラマに携わるすべての関係者を尊重し、安全・安心な制作プロセスと体制の構築に努めてまいります」とし「ドラマ制作の適正なプロセスを再構築します」、「より安全・安心な制作体制を構築します」、「SNSの適切な運用と対策を行います」、「ドラマ制作に携わる人材育成を積極的に行います」の4項目を記した。
5月31日に公表した「セクシー田中さん」調査報告書を踏まえ、同局は「ドラマ制作プロセス改善推進チーム」を結成。適正なドラマ制作プロセスを構築し、実践することを目的に動き出した。
新たに組成されるのは、「SNS危機対応チーム」。トラブルに即時に対応するために、コンプライアンス推進室を中心に構成するもので、「SNS等による誹謗中傷からの出演者・関係者保護の手引き」に基づき、専門医や弁護士らの協力を得ながら速やかな事態の把握と収束をはかるとしている。