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小泉孝太郎 「本当に何か巡り合わせ」夫婦役演じた実力派女優との再共演切望「10年後が楽しみ」

スポニチアネックス 2024年7月22日 20時8分

 俳優の小泉孝太郎(46)が22日、都内で行われた映画「愛に乱暴」(監督森ガキ侑大)完成披露舞台あいさつに出席。

 「男性は僕だけというのはめったにないのでドキドキしています」とにこやかにあいさつした小泉。爽やかな笑顔を見せた。

 そんな小泉は、妻・桃子を苦しめる夫・初瀬真守を演じる。主演の江口のりこは小泉との共演を「10年前も孝太郎さんを追いかけ回すという役を演じて、ストーカーですよね。今回もこういう役で…。また小泉孝太郎を追いかけるのかと思って、何だかなとは思いました」と冗談を交えながら回顧。撮影を通じて「孝太郎さんって本当に面白い方」と改めて感じ、「一緒に時間を過ごせて良かったです」とほほ笑んだ。

 江口の迫真の演技に10年前も今回も「本当に追い詰められた」と小泉も振り返る。本作撮影中、「私は孝太郎さんとはご縁がある。10年に一度のサイクルで孝太郎さんを追い詰めてる」と江口から直接言葉をかけられたという。

 これまで多くの作品に出演してきた小泉だが「共演はまたありそうで…奇跡的なこと」といい、「夫婦役でまた僕追い詰められる。これは本当に何か巡り合わせというか。自分自身10年後が楽しみですよ」と再共演への期待を込めた。

 劇中の重要なカギとなる“チェーンソー”を使い、作品の完成を記念した鏡開きも行った。

 人間の複雑な感情とその裏に隠された本質を鋭く炙り出してきた吉田修一の同名小説が原作の本作。「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させている、江口のりこ演じる主人公・桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始め、乱れ始める日常を描くヒューマンサスペンスとなっている。

 この日、共演の江口のりこ、風吹ジュン、馬場ふみかも登壇した。

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