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武井壮 宮田笙子の五輪辞退で指導者陣に憤り「会見くらいしなさいよ!」「監督不行き届きです」

スポニチアネックス 2024年7月22日 21時34分

 タレント武井壮(51)が22日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、体操女子の宮田笙子(19=順大)が喫煙、飲酒の違反行為でパリ五輪代表を辞退した問題について私見を語った。

 情報提供をもとに18日午後にフランスから緊急帰国した本人に聞き取り調査し、6~7月に喫煙と飲酒行為があったことが確認された。法律では飲酒、喫煙は20歳まで認められていない。代表活動中は20歳以上でも喫煙や飲酒を禁止すると定める協会の代表選手行動規範に違反したと認定された。

 出場辞退という判断には、賛否が分かれている。武井は「擁護している人もたたいている人も、半分くらいは感情論」としつつ、「そういう話じゃないなと思ってて」と自身の見解を示した。

 「十代のアスリートを預かって、ナショナルトレーニングセンターで合宿するとか、ナショナルチームで合宿をするとかいう時に、喫煙、飲酒をするような指導をしてるってどういうことだよ?監督不行き届き以外の何物でもない」。怒気を含んだ思いは、代表チームの監督者、指導者に向けられた。

 今回の問題は、情報提供によって判明した。武井は「ナショナルですよ?日本代表の合宿とかそういう時に、指導者がね、オリンピックに出るような、しかもキャプテンになるような選手に、代表の活動期間中くらい、普段から(喫煙、飲酒を)やっていたとしたら、だいたい分かるわけじゃないですか?」と指摘。「コーチに内緒でやっていたとしても、選手内のうわさとかでいろんなことが分かったりする。そういうことをさせないように、大学のコーチも監督も、ナショナルチームのコーチも監督もいるわけで、そこの人たち、ほったらかしじゃないですか?」と続けた。

 日本体操協会は19日に都内で会見を開き、謝罪や状況説明などを行った。しかし宮田と最も近くで接していたコーチ陣は会見を行っていない。武井は「会見もしないで…。まずあなたたちね、会見くらいしなさいよ。“我々の監督不行き届きで大切な選手がこういうことをしてしまった。申し訳ない”と。十代の選手を預かっているんですよ?それが20歳以上しかダメという飲酒とか喫煙とかを、そんな現場でやっているのを許しちゃってる時点で、監督不行き届きです、ただの。そこがまず責任を取るべきじゃないですか?」と憤りは収まらなかった。

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