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武井壮 五輪辞退の宮田笙子の責任言及 芸能界の契約を例に「CM全部飛びますよ。番組も全部飛ぶ」

スポニチアネックス 2024年7月22日 21時46分

 タレント武井壮(51)が22日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、体操女子の宮田笙子(19=順大)が喫煙、飲酒の違反行為でパリ五輪代表を辞退した問題で、宮田本人の責任について見解を示した。

 情報提供をもとに18日午後にフランスから緊急帰国した本人に聞き取り調査し、6~7月に喫煙と飲酒行為があったことが確認された。法律では飲酒、喫煙は20歳まで認められていない。代表活動中は20歳以上でも喫煙や飲酒を禁止すると定める協会の代表選手行動規範に違反したと認定された。出場辞退という結論には、賛否が分かれている。

 武井はまず「監督不行き届き以外の何物でもない」と、怒りの矛先を代表チームの監督、指導者陣に向けた。その上で「会見もしないで…。まずあなたたちね、会見くらいしなさいよ!。“我々の監督不行き届きで大切な選手がこういうことをしてしまった。申し訳ない”と」と声を荒らげた。

 一方で、宮田に対しても厳しい意見を口にした。19日に会見に出席した日本体操協会の西村賢二専務理事は、宮田の常習性について「本人が各1度と説明したので、我々はそれを信じる」とした。しかし、武井は「1回だけとか言ってますけど、そうだとしても20歳以上という決まりがあるわけじゃないですか?」と指摘。芸能界のCM契約を例に挙げ、「たとえばタレントさんで、十代のCMとかいっぱい抱えている子が、喫煙とか飲酒とかをすっぱ抜かれたとしましょう。どんだけ違約金が来ると思ってるんですか?CM全部飛びますよ。番組も全部飛ぶと思いますよ。それくらいのリスクはあるわけじゃないですか?」と、ことの重大さを説明した。

 五輪代表選手はさまざまな優遇を受けながら、本番へ向けて準備を進めていく。武井は「オリンピックに出るという、多大なる国の予算を使って強化費用を使って、ナショナルトレーニングセンターやら遠征とかを行っている選手が、そんなルールも守れなかったら、それは当然、外されますよ。僕はそれくらいでいいと思っている」と自身の意見を口にした。

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