◇第106回全国高校野球奈良大会準々決勝 郡山10―3大和広陵(2024年7月23日 さとやくスタジアム)
甲子園に春夏通算12度出場の郡山が大和広陵を10―3の7回コールドで制し、2016年以来8年ぶりの4強に進んだ。
登板した2投手が「超変則投法」で幻惑した。
先発右腕の光谷郁哉(3年)は、右横手のショートアーム投法。8安打を許しながらも3失点と踏ん張った。
「相手がいいスイングをしてきていたので、いい球を投げようと思いました。野手がよく守ってくれたので、僕も頑張って投げました」
さらに、10―3の7回に登板した2番手左腕の南方健汰(3年)も変則投法。右足を上げると同時に左手を頭部付近に上げるショートアーム投法で1回無失点に抑えた。
岡野雄基監督は「彼らの特徴を生かそうとする中で2人とも、このような投げ方になった。大リーグでショートアームがはやるなど、彼らの参考になるものもあった」と説明した。