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【高校野球】横浜の1年右腕・織田翔希が自己最速更新の147キロ計測 決勝へ「自信はいっぱいあります」

スポニチアネックス 2024年7月23日 13時53分

 ◇第106回全国高校野球 神奈川大会準決勝 横浜2―1武相(2024年7月23日 横浜)

 横浜が武相をサヨナラで下して2年ぶり21度目の甲子園へ王手をかけた。

 貫禄十分のスーパー1年生が試合を支配した。6回から2番手として登板した右腕・織田翔希投手(1年)が4回を完全投球。自己最速を1キロ更新する最速147キロをマークするなど、5三振も奪う快投で「嬉しいの一言です」と笑みを浮かべた。

 柔らかく、しなやかなフォームから投じられた直球で圧倒した。7回には最速147キロをマークすると観客からもどよめきが起こったが、「聞こえていませんでした」。極限にまで集中した期待の右腕が劇的勝利への流れを呼び込んだ。

 横浜は昨夏、決勝で慶応との激闘の末に敗れた。テレビ観戦していた織田は「この歓声の中で自分も投げたい」と決意。まずは決勝の舞台に立つ権利は得た。初めて激戦神奈川の夏を経験するが「自分が抑えて絶対に甲子園に行ってやる、と言う思いで投げようと思います。自信はいっぱいあります」。2年ぶりの頂点へ、頼もしい限りだ。

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