◇第95回都市対抗野球大会第5日 1回戦 三菱重工West5―3王子(2024年7月23日 東京ドーム)
エース竹田祐(25=明大)が3回までに3失点も最速152キロの直球を武器に145球を投げ抜き、完投勝利。入社3年目でうれしい都市対抗初白星をマークした。
「きょうは絶対勝ちたいと、全力で投げました」。8回終了時点で128球となったが続投に迷いはなかった。「(投手コーチの)守安さんから“行けるところまで行け”と言われて…。後ろにいい投手がいっぱいいるので“全力で投げてきます”と応えました」。
明大のエースとして東京六大学通算11勝(5敗)をマーク。神宮と東京ドームの違いを質問されると「しんどくてあまり覚えていません」と笑わせた。
入社3年目。プロ志望の気持ちに揺るぎはないが「今は都市対抗で勝つことしか頭にないので、その先は考えていません」とフォア・ザ・チームを強調した。