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デルマパンゲ迫田篤 芸能界猛反対の父親と15年断絶を激白 最後の「M―1」健闘なら雪解けある!?

スポニチアネックス 2024年7月23日 15時17分

 お笑いコンビ「デルマパンゲ」が22日に単独ライブツアーの初日となる「デルマパンゲの((巨爆笑))ツアー~猛暑の大阪編~」を大阪・難波のよしもと漫才劇場で開催。ボケ担当の迫田篤(39)が15年断絶状態の父親との雪解けを期待していることを明らかにした。

 迫田は福岡県北九州市の近郊出身。学生時代からお笑い芸人を夢見ていた迫田は高校卒業と同時に東京のNSC(吉本総合芸能学院)への入校を目指したが、父親から猛反対され、もめにもめた上に断念。交換条件として大学進学とその学費を無心した。

 大学には進学できたものの、やはり芸人になる夢は抑えきれず「とりあえず就職をして、働きながら活動をして吉本に入る道を探ろう」と、大阪の会社に就職した。しかし、片手間でプロになるほど甘い世界ではなく、仕事を辞めてお笑いの道を目指し、なんとか芸人になる夢をかなえた。

 これを知った父親が大激怒。勘当を言い渡され、以来、15年に渡って対面していない。ライブでは「親戚の結婚式や葬儀とかは出席しとるんよ。でも、親族が気を使って会わさんようにしとったのよ」と父子関係の相当なこじれ加減を明かすと、相方の広木英介(39)は「もう会わんほうがええんと違う?」と感想を漏らすほど。迫田は「そう言わんと、ちょっと15年ぶりに会う練習をさせてくれ。親父の性格を言うから、おまえの中に降ろしてくれ」とむちゃぶり。「むちゃくちゃガンコで、矢沢永吉の大ファンで、高校時代から付き合ってた母ちゃんのことがめちゃくちゃ好きで、数年前にちょっと妹を通じておれのことを気にしていた素振りがあって…」などと長々と説明すると、広木に「できるか!」と突っ込まれた。

 この日の単独ライブは完売。来月16日に行われる東京・よしもと∞ホールでのライブもすでに完売で、着実に結果を残しているデルマパンゲ。9月20日には地元・福岡でのライブも予定されており、“父子感動の再会”の可能性も十分にある。

 芸歴15年目の今年は「M―1グランプリ」ラストチャンスの年。結果を出すことができれば、プロになってからずっと断絶していた父子関係も雪解けを迎えることになりそうだ。

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