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琴桜 2敗死守で唯一、全勝照ノ富士を追走 先場所の雪辱、大の里を上手投げ

スポニチアネックス 2024年7月23日 19時5分

 ◇大相撲名古屋場所10日目(2024年7月23日 ドルフィンズアリーナ)

 大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)が関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)を上手投げで退け、全勝を守った横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)との2差を守った。

 立ち合いで押し込まれたが、慌てない。先に左上手を引くと迷いなく投げ捨てた。

 「我慢していけたかなと思う。自分の相撲にこだわっていこうと思った」

 先場所6日目、3度目の対戦で初めて寄り切りで敗れ、千秋楽には優勝経験でも先を越された。同じ右四つだが、相手に左上手を引かれる前に勝負を決める、即断が奏功した。

 この日、照ノ富士を2敗で追った美ノ海(31=木瀬部屋)が敗れ、2敗はただ一人になった。自身の負けは優勝争いの終戦を意味する。「どの一番も負けられない。負けていい一番はない」。残り5日、好機到来を待ち、この日の土俵と同様、我慢に徹する。

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