競泳のパリ五輪日本代表が23日、本番会場のラデファンス・アリーナで初めて練習を行った。
競技開始初日27日の最初のレースとなる女子100メートルバタフライ予選に登場する池江璃花子(24=横浜ゴム)はバタフライや自由形などで泳ぎの感覚を入念に確認。「プールを見た時は鳥肌が立った。ワクワクした気持ちが一番大きい。久しぶりに早く試合がしたい気持ちになった」と語った。
6月に渡欧して、同21~23日のセッテコリ国際(ローマ)に出場。その後はパリ近郊のナンテール、フランス北部アミアンで事前合宿を張り、19日に選手村に入った。
五輪は3大会連続の出場で、個人種目に限れば16年リオデジャイロ五輪以来2大会ぶり。今大会は100メートルバタフライに加え、リレー2種目にも出場する可能性がある。