C大阪はあす24日、ドイツ1部強豪ドルトムントとの親善試合を行う。23日に公式会見が行われ、同クラブで計6シーズンプレーしたMF香川真司や“盟友”ヌリ・シャヒン監督らが登壇。旧交を温めると同時に、勝負へのこだわりを示した。
C大阪から10年夏にドルトムントに移籍した香川は「ドルトムントは僕にとって一言では表せない大事なクラブ。そのクラブと日本でプレーできるのは興奮する。ヌリは同い年。自分が初めて練習に行った日、彼が最初に受け入れてくれた。大きなパーソナリティーを持っている。監督になるのは想像できた」と笑み満面。香川と計5シーズン同僚だったヌリ・シャヒン監督も「真司も年齢を重ねたが、どれだけサッカーができるか、どれだけのモノを見せてくれるかワクワクしている」とリラックスした表情を浮かべた。
C大阪とドルトムントが対戦するのは初。コンディションが上がってきている香川が「日本と欧州で育ったクラブ。素晴らしい試合になる。勝つためにプレーする。結果でドルトムントのファンに“元気だよ”という姿を見せたい」と気合を入れれば、シャヒン監督は「僕たちはプレシーズンでやれること、やらないといけないことがいっぱいある。それも踏まえて良い試合にしたい」と充実した一戦になることを願った。