◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全パ―全セ(2024年7月23日 エスコンF)
「投手兼2番DH」で先発出場した日本ハム・山崎福也投手(31)が、初回の第1打席で全セの才木から左前打を放った。
今季の交流戦では7打席で6打数1安打。5月30日の阪神戦では打点も挙げて「6番・投手」で起用してくれた新庄監督の期待に応えた。
“本職”のマウンドでは初回立ち上がりで全セの近本、丸を連続で空振り三振、牧も投ゴロと3者凡退に仕留めたが、2回に3本の本塁打を浴びるなど2回9失点とほろ苦い球宴となった。
山崎との主な一問一答は下記の通り。
――ほろ苦い登板になった
「だいぶほろ苦いっすよね。オールスターで良かったのか悪かったのかって感じですけど。凄い打線でした」
――圧倒された?
「圧倒はなかったですけど、こんなことあるんだなと思いましたね」
――1イニング9失点は残念ながらワースト記録
「いいんだか悪いんだかわからないですけど、オールスターでいろいろな記録をつくれて良かったではないですけど、ヒットも打ったんで。そっちは良かったです」
――阪神・才木から左前打
「真っすぐ投げてくれるかなっていうのは思っていたんで、真っすぐ待っていたらいいところに来ましたね。一番得意な場所に来たんで、それがあの結果につながりました」
――DHで出場はロッカールームでの発表時に知ったのか
「打席に立ちそうな雰囲気は前々から感じてはいたんですけど、まさか2番・DHとはわからなかったんで、そこはびっくりしました」
――中島監督のはからい?直接何か言われたのか
「これはどうなんだろ。いろいろなことはあったんですけど、ちょっと言っていいのかわからないんで。まあ、噂で来てました」
――赤黒の襟付きユニホームを着用
「これ新庄さんのプロデュースのやつなので、いろんなユニホームがある中でこれを選んでもらったのは凄いうれしい気持ちもありましたし、本当に思い出になるオールスターでした」
――採寸はしたのか
「ファイターズの公式戦のやつの一緒のサイズだと思うので、採寸はしてないですね」
――いろんなユニホームを着ると発案したのは
「監督です」
――新庄監督が選んだのがこのユニホーム
「そうですね。みんな指定があって」
――マウンドに上がったときの歓声は凄かった
「味わったことのない歓声だったので、凄いなとなりました」
――エスコンでのオールスター。改めて登板を振り返って
「初回は良かったですけどね。二回はああいう風に連打食らったんですけど、歴史的な記録をつくれたので。良くはないですけど、名前を刻めたので、そこはしっかりとこれから誇りに持って(笑い)」
――打席ではうれしそうな表情を見せていた
「バッティングのときはいつもそんな感じなので、うれしい気持ちの方が強かったですね」