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【球宴】全セ17安打11点の記録的爆勝で球宴1103日ぶり白星 牧2打席連発 全パは5連勝でストップ

スポニチアネックス 2024年7月23日 21時41分

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全セ11―6全パ(2024年7月23日 エスコンF)

 プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2024」は23日、北海道北広島市のエスコンフィールドで第1戦が行われ、阪神の岡田監督が率いる全セが2回に3発を含む10安打で一挙9点を先取するなど打線が17安打11得点と爆発して快勝した。

 全セは球宴の連敗を5でストップ。2021年7月16日の第1戦(メットライフD)以来1103日ぶりの白星で、通算対戦成績を全セの91勝80敗11分けとした。

 全セは2回、先頭の岡本和(巨人)から3連打目となるオースティン(DeNA)の適時打で1点先制すると、4連打目となる細川(中日)の適時二塁打で2点目、小園(広島)の一ゴロの間に3点目、山本(DeNA)の適時二塁打で4点目。さらに丸の1号2ラン、牧(DeNA)の1号ソロと2者連続アーチで3点を加えた。

 だが、これだけでは終わらない。岡本和が1イニング2安打目でつなぐと、村上(ヤクルト)が1号2ラン。結局、全パ先発左腕・山崎福也(日本ハム)にこの回だけで打者13人で10安打を浴びせて9点を奪った。

 1イニング9得点は球宴初の快記録。4回にも牧の2打席連発となる2号2ランで加点した全セは投手陣も才木(阪神)、山崎伊(巨人)、東(DeNA)、松山(中日)、森原(DeNA)、栗林(広島)、岩崎(阪神)の継投で逃げ切った。

 全セが17安打11得点した一方で、全パも16安打6得点。両チーム合わせて6本塁打が飛び交う熱戦だった。

 なお、最優秀選手賞には牧が選ばれ、賞金300万円。敢闘選手賞には村上、丸、山川が選ばれ、それぞれ賞金100万円。また、村上は試合を通じて野球キッズに夢を届けた選手に贈られる「マイナビドリーム賞」も受賞し、こちらも賞金100万円となっている。

 第2戦は東京・新宿区の神宮球場に舞台を移してあす24日に開催され、予告先発投手は全セが吉村(ヤクルト)、全パは有原(ソフトバンク)と発表されている。

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