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【球宴】赤いスーツに”近本打法”でヒット…初出場でインパクト十分の楽天・辰己「言うことないです」

スポニチアネックス 2024年7月23日 22時53分

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第1戦 全パ6―11全セ(2024年7月23日 エスコンF)

 初出場の楽天・辰己涼介外野手(27)が球場内外でインパクトを与えた。

 試合前の「ブルーカーペットショー」には、ド派手な赤いスーツで登場。おとなしめの私服が多かった選手の中では異彩を放ち、ファンの度肝を抜くと、試合でも魅せた。7回から中堅の守備につき、初打席は2―11で迎えた8回一、二塁。長尺バットを極端に短く持ち、兵庫・社高の先輩である阪神・近本光司外野手(29)を真似したフォームで広島・栗林良吏投手(28)が投じた2球目を右前へはじき返した。

 試合後の辰己との主な一問一答は以下のとおり。

 ――何か言うことは?

 「言うことないです。バッチリです。さすが近本打法というか、106センチのバットの遠心力をしっかり使って。NPBの規定のMAXの長さのバットを作ってもらって。そのMAXを持っていこうと思ったんですけど、長すぎて。短く持つしかないなと思って、短く持って、普通に打ってもおもろないから(近本の)モノマネして打ったという」

 ――ヒットが出た。

 「今日はブルーカーペットで満足しているんで、ヒットであろうとヒットでなかろうと別によかったんですけど。楽しめたんでよかったです」

 ―――ブルペンに入る予定は?

 「ぶっつけ本番で抑えて、努力じゃない、才能や、と子供たちに言い放ちたいです」

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