28日にプロボクシングIBF世界ミニマム級タイトルマッチ（滋賀県大津市・滋賀ダイハツアリーナ）で王者の重岡銀次朗（24＝ワタナベ）に挑む指名挑戦者の同級1位ペドロ・タドゥラン（27＝フィリピン）が23日夜、関西空港着の航空機で来日した。元IBF世界王者で戦績16勝（12KO）4敗1分け、世界戦は5試合で1勝3敗1分け。以下はタドゥランとの一問一答。
―現在のコンディションは？
「100％のコンディション。フィリピン・マニラでのトレーニングで100％に仕上げてきた。あとは最後の体重調整だけだね」
―日本に来るのは何回目？
「4回目です。過去の3回は寺地拳四朗選手等のスパーリングパートナーで来日して、よい選手たちと良いスパーリングができた」
―日本は今とても暑いが？
「空港に着いて、暑くてビックリ。マニラは今、雨期だから、日本の方が暑い」
―重岡銀次朗選手の印象は？
「とても強い偉大なチャンピオンで敬意を持っている。スピードもあるしパンチも強い。でも自分は彼を倒すために自分が日本に来た。試合まで100％以上のコンディションに仕上げて試合に臨むよ」
―フィリピン人選手対日本選手の世界戦と言えば、先週にフィリピンの同胞、アストロラビオ選手がWBC世界バンタム級王者の中谷潤人選手（M.T）に1ラウンドKOで敗れた
「アストロラビオは運が悪かったね。まともに不意のタイミングでストマックにボディ
を受けてしまった。運が悪かったとしか言いようがない。でも俺は違うよ。そんなことにはならない」
―日本のボクシングファンへ一言
「ボクシングファンの皆さま、重岡銀次朗という偉大なチャンピオンと日本で素晴らしい試合をお見せします。応援よろしくお願いします」
―重岡銀次朗選手へ一言
「銀次朗、お互いに万全のコンディションで試合に臨もう。そして良い試合を皆に見せよう。オレが銀次朗を最初に倒す男になる」