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【スケボー】東京五輪銅・中山楓奈「1日目から心が折れているんですけど…」初の公式練習で戸惑いも

スポニチアネックス 2024年7月23日 23時47分

 パリ五輪のスケートボード・ストリートの公式練習が23日、中心部のコンコルド広場に仮設された本番会場で始まった。午後には女子のセッションが行われ、吉沢恋(ACT SB STORE)、赤間凜音、中山楓奈(ムラサキスポーツ)の日本勢はそろって後半のセッションに登場。各々がセクション(構造物)の感触などを確かめた。

 1時間半の練習後、弱気発言を連発したのが中山だ。「(構造物は)低くはないけど、着地が潰されて次の技につなげるのが難しい」と話した。公式練習を利用して45秒間を自由に滑るランの構成を組み立てるのが通例だが、「全くできなかったから、一から考え直していました。1日目から心が折れているんですけど、何とか立て直して、みんなの滑りを参考にしながら、自分らしいランを組み立てればいいなと思います」と泣きを入れた。

 それでも同じようにコースの広さに戸惑いながら、東京五輪では銅メダルを獲得。パリ五輪も代表入り圏外から予選シリーズ最終戦で出場を決めたように、ここ一番の勝負強さを見せてきた。「前回よりも緊張が凄いが、日本人3番手でぎりぎりで行けたので、下からの追い上げを気にせず、上を目指して頑張ろうと思う」と誓った。

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