エジプト出身のタレント、フィフィ（48）が24日までに自身のSNSを更新。熊本県の中学校で、水泳授業に遅れた罰として、炎天下の下、プールサイドを走らせ、複数の生徒がやけどを負ったことについて言及した。
熊本県人吉市の市立第一中学校で19日、はだしの生徒をプールサイドで走らせた後、十数人が足裏にやけどの症状を訴え、水ぶくれができた5人が病院を受診したこと。23日までに学校は「不適切だった」として保護者に謝罪した。
学校によると、19日午前9時半ごろ、水泳の授業に一部の生徒が遅刻したため、教諭が連帯責任として見学者を含めた26人全員にプールサイドを5周走るよう指導。さらに準備運動として2周走らせた。授業後、十数人が保健室で手当てを受け、5人が病院を受診した。生徒の中には県中学校総合体育大会への出場を棄権した生徒もいたという。気象庁によると、人吉市の19日午前9時半の気温は30・1度だった。
フィフィは、この教諭の行為について「時代遅れの無意味なスパルタ教育」と指摘した。
エジプト生まれのフィフィは、2歳の時に日本に家族で移住。中京大情報科学部を卒業後、就職し、01年に日本人男性と結婚。第1子の長男を出産した05年にTBSのバラエティー番組「アイチテル！」でタレントデビュー。「ファラオの申し子」のニックネームで、歯に衣着せない言動で人気となった。