◇第95回都市対抗野球大会第6日1回戦 日本通運2―1日本生命(2024年7月24日 東京ドーム)
日本通運の5年目右腕・前田が日本生命打線を3安打1点に抑え完投、チームに勝利をもたらした。
古田島がオリックスに入団し、先発を任された前田が安定の投球。「初戦に先発を任されて楽しかった。走者をためて長打はダメだから(投球の)高さを意識して投げました」と108球で投げ切った。
今季から副主将となり「投手陣を引っ張ってくれとの思い。きょうは安定していたね」と沢村幸明監督は前田の投球を絶賛した。
昨年は準々決勝で優勝したトヨタ自動車に敗れた。「きょうは先発したけど、どこでもいくつもりだし、打線が打てないときは投手が、投手が点を与えたときは打線が頑張ってくれれば。そうなれば(優勝を)目指せると思います」とフル回転を誓っていた。