女優の寺島しのぶ(51)が24日、Audible完全オリジナルで作家・東野圭吾氏初のオーディオブック「誰かが私を殺した」完成披露プレス発表会に出席した。
同作は、東野氏がAudibleのために書き上げた完全オリジナル作品。Audibleでしか聞くことができない。
寺島と朗読を務めたのは、松坂桃李、逢田梨香子、高橋克典の3人。参加して「声の表現で、ナレーションとか声優のお仕事はやらせていただいたが、物語の中で声と登場人物をやるということは初めて」だったため、「自分で大丈夫なのかな」という葛藤があったと振り返る。
収録時は「聞く人主体で考えて案配を考えながら、収録していった。聞いている方と一緒ぐらいの歩みでやろう」と意識。「モノトーンでやる」ことを追求したという。
親子役を演じた松坂が「こういう作品したいですね!」と本作と同じような設定での共演を切望すると、寺島は「えへへ、親子に…親子になっちゃいますか?もう…」と笑いながら、「Audibleだから成り立った…」と困惑気味。
そんな寺島に対し高橋は「親子ってほど(年齢)離れてないでしょ。僕とは離れていると思うけど…」とナイスアシストを決めていた。
配信開始を記念して24日から28日の5日間、ミステリーの世界観を体験できるポップアップイベント「Audible真夏のミステリーライブラリー」がZeroBase渋谷にて開催される。作品にちなんだ特別な仕掛け楽しむことができる。