◇第106回全国高校野球選手権 神奈川大会決勝 東海大相模6-4横浜(2024年7月24日 横浜)
決勝戦が行われ、東海大相模が横浜を逆転の6-4で下し、5年ぶり12度目の夏の甲子園出場を決めた。
2点を追う8回、1番・三浦が中前適時打で同点に追いつくと、3番・中村の適時二塁打で勝ち越した。
原監督は東海大相模3年春のセンバツに出場。強肩強打の捕手として、95年ドラフトで巨人から1位指名された。16年から東海大静岡翔洋を指揮。21年、母校の監督に就任し、監督として初聖地となった。
原監督は優勝インタビューで「ありがとうございます!」と絶叫。「本当に苦しかった。3年前、相模に来た時、強い相模をつくらなければならないと思ってやってきたが、生徒の頑張りのおかげで達成できました」と感無量の様子。
「秋負けた時、スキをつくらない野球をしようと言ってきた。集中力を切らさず本当に頑張ってくれた。生徒の力はすごい。ありがとうと伝えたい」とねぎらった。
投手陣に向け、「いい投手と言われ続けて、彼らもプレッシャーに感じていた部分大きいと思います。しっかり投げ切ってくれたこと。本当に大きい緊張感を乗り越えてよく頑張った」。
「母校でもあるし、いろんな人の応援がありました。朝から教え子からメールをもらったり、今まで携わった人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございます!」と感謝し、甲子園に向けて「一戦必勝、神奈川の代表校として恥じないように頑張りたい」と意気込んだ。