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【球宴】ソフトバンク・栗原が一人で計10分投げ疲労困ぱい 本塁打競争で「MVP」「何か賞を」の声

スポニチアネックス 2024年7月24日 18時17分

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第2戦 全セー全パ(2024年7月24日 神宮)

 試合前に恒例のホームランダービーが行われ、決勝で近藤健介外野手(30)と山川穂高内野手(32)が激突。延長戦を制して近藤が優勝したが、ソフトバンク・栗原陵矢(28)が思わぬ“熱投”を披露した。

 23日のホームランダービーでは、牧(DeNA)と岡本和(巨人)を撃破し決勝に駒を進めた近藤。決勝では先に登場し、投手役・栗原の投じたボールをスタンドにポンポンと運び計8本を記録した。

 しかし栗原は山川の投手役も務めており、この日の山川の初戦、準決勝でも投球。決勝に登場した時点ですでに大粒の汗を流していた。

 そして近藤に続いて決勝に登場した山川はさすがの破壊力を見せるとラスト10秒で8本に並び、まさかの延長に突入。栗原は「うそだろー」と言わんばかりにがっくりと崩れ落ち、球場の爆笑を誘った。ベンチからは周東が2度、ミネラルウオーターを持って登場して「補給」。スタンドからも栗原コールが沸き起こった。

 

 その後の延長戦でも2人に1分ずつ投げ込んだ栗原。山川の初戦、準決勝、そして決勝2人分を合わせて、計10分を一人で投げ続ける結果となった。

 ネット上では「栗原さん」がトレンド入り。「栗原がMVP」「栗原お疲れ」「栗原きつすぎる」「栗原頑張ったな」「栗原おもしろかった」「栗原にも何か賞あげろよ」「栗原さんの肩はもうボロボロ」「優勝は栗原さんで」などの声が上がった。

 テレビ朝日で解説をしていた古田敦也氏も「栗原も敢闘賞ですね」とねぎらっていた。

 ◆ルール 2分間の球数無制限でホームラン数を競い、同点の場合は1分間の延長戦。延長でも同点の場合、(1)ホームランダービーファン投票の投票数上位(2)今季公式戦本塁打数(3)昨季公式戦本塁打数、の順で順位を決める。決勝は本塁打0で同数の場合、引き分けとなる。優勝賞金は100万円で、副賞は「日産アリア」、「日産リーフ」、「日産サクラ」のいずれか1台。

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